少年H

映画でもやっているので、図書館で見つけた時、手にとってしまった。戦争の話だけどもっと戦争の悲惨さとかそういう話かと思っていたのだけど、少年Hの行動とか考え方を中心に、子ども目線からの戦争がとらえられていて興味深かった。 少年Hは個性的で、好奇…

ハリーポッターと死の秘宝

いよいよ最終章、早く読みたいワクワク感ともう終わってしまう残念な気持ちが混ざり複雑でした。 壮絶な戦い、たくさんの仲間の死、セブルス・スネイプは敵か味方か最後まで分からなかった、とても重要な役割を果たしています、すごい!そして生き残るのはハ…

ハリーポッターと謎のプリンス

6巻 謎のプリンスは6年生になったハリーの話。憂いの篩を使ってダンブルドアとハリーは過去の記憶からヴォルデモートの秘密を解き明かしていき、どんどん核心に迫っていきます。一方でスネイクやドラコマルフォイの不穏な動きが、物語を大きく揺さぶります。…

ハリーポッター 炎のゴブレット・不死鳥の騎士団

第4巻 炎のゴブレットは4年生になったハリーの話。ホグワーツ魔法魔術学校、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの3校による三大魔法学校対抗試合(トライ・ウィザード・トーナメント)が約100年ぶりに行われることになり、代表選手は各校の…

ハリーポッター 賢者の石 秘密の部屋 アズカバンの囚人

子ども達の読み聞かせにと思って、ハリーポッターシリーズをまとめて購入(破格の値段だったので)。でも子ども達は怖いと言って聞いてくれない(>_ しばらく寝かせていたのだけど、もったいないので年末ぐらいから読み始めた。持ち歩くには重たいけどおもし…

旅猫リポート / 有川 浩

先日出たばかりの本です。嬉しくなって買っちゃいました(^^) 主人公は猫です。と猫を飼っているサトル。猫は人間の言葉を理解し、猫目線で突っ込んでいくところが面白いです。ラストは衝撃的だったけど(またしても電車の中で涙してしまった 、苦笑)でも決…

Here Comes the SUN! / 有川浩

読み終えてジ〜ンときました、でも何か不思議な感覚です。「真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。 彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。 強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。 ある日、真也は会社の同僚のカオルと…

有川 浩/シアター!・シアター!2・もう一つのシアター

シアターは劇団員の話です。私自身劇場でのお芝居はあまり見たことがないので、劇場に足を運んでみたいという気持ちになる本です。 春川巧主宰の小劇団「シアターフラッグ」が借金をし、「2年以内に300万円返せなければ、劇団を畳め」という条件で兄の司が巧…

植物図鑑/有川 浩

この本は何度読んでも面白いです。主人公のさやかとイツキが大好きになります。そして植物図鑑というだけあって身近な花や草がたくさん出てきます。その草花が食べられるというのがまた魅力的です。 昔TVドラマでやっていた「きみはペット」をふっと思い出し…

空飛ぶ広報室/有川 浩

この本は、本屋で見てまず太さにびっくりしました。持ち歩くの大変と思う気持ちとたくさん読めるという楽しみとで複雑でした。 内容は航空自衛隊の広報室の話ですが、プロローグからいきなしという感じです。そして主人公の空井がこの広報室に転勤してきて物…

ラブコメ今昔/有川 浩

ラブコメ今昔は自衛隊の恋愛を書いた6つのショートストーリーです。 私はこの中の「青い衝撃」が好きです。出だしが「夫がモテて困るんです」で何?て感じでした。 ここに「ブルーインパルス」という飛行機が出てきます。アクロバット飛行など、見せるための…

 三匹のおっさんふたたび/有川 浩

三匹のおっさんふたたびは続編です。今回も三匹が世の中を制裁してくれますが、今回は三匹の回りにいる人々の話題も出てきます。清さんの嫁の貴子さんとか、則さんの後添いになるかもしれない満佐子さんとか。清さんの孫の祐希と則さんの孫の早苗のその後も…

レインツリーの国/有川 浩

「図書館戦争」が名残惜しかったのでもう一度読んでました。もっと浸りたいぐらいだけど、意を決して次のを読むことにしました。でもこの「レインツリーの国」は「図書館戦争」の2作目の中に出てきていて、次読むならコレと決めていました。 この本は聴覚障…

図書館戦争〜革命のつばさ/有川 浩

先週ようやく観てきました。映画を観る前に本も6冊全て読みきることができて大満足です(^^) 映画は原作にほぼ忠実に再現されていましたが、今回の中心になっている「当麻蔵人」の性格がちょっと違うのに違和感を感じたけど、それはそれでOKでした。そしてベ…

空の中・海の底・クジラの彼/有川 浩

「塩の街」もそうでしたが「空の中」「海の底」もまずあり得ないことの前提から始まります。なので理解するのに少々時間がかかるのだけど読み進めるうちに分かってきて、登場人物が言ってること、考えていることがよく分かるのですぐ感情移入してしまいます(…

 塩の街・空の中・三匹のおっさん・県庁おもてなし課/有川 浩 

「塩の街」は有川さんのデビュー作です。図書館ではまどろっこしくて、初刊の3冊をまとめて購入。今は2作目の「空の中」を読んでいます。 「塩の街」はありえない話だけれど、1つ1つがジーンときて、悲しいけどでも最後は良かったねって言える心温まる話で…

阪急電車・フリーター家を買う・植物図鑑/有川 浩

年末に地元自治会の図書館について行ったのがきっかけで本を借りるようになった。 私自身あまり借りる気もなくぼぉ〜と眺めていたら新書とかおすすめの棚に「阪急電車」の本が目に入った。映画にもなってたしと思って借りてみたら、けっこう面白かった。この…